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平成30年度事業方針

私共の前身である「みたかスクール・コミュニティ・サポートネット」は、地域の様々な人財や地域団体をつなぎ、中学生を中心とした子どもたちの「生きる力」の育成と、学校を核とした地域づくり=スクール・コミュニティの推進を目的に、平成23年4月に任意団体として設立されました。団体設立直前の3月11日、東日本大震災が発生し、「子どもたちの命を守るために私たち大人にできることは何か?」が私たちの一番の課題となり、活動の根幹となりました。「子どもたちのために自分たちにできることをやってみよう!」を活動の理念とし、防災教育、安全安心教育、放課後の補習学習、感謝を伝える授業などの学びの支援をとおして子どもたち一人一人に寄り添い、見守り、応援することで、子どもたちの自己有用感・自己肯定感を育てる一助となってきました。
7年目に入った平成29年7月31日、その成果と思いを受け継ぎ、さらなる充実と発展を目指そうと、未来ある子どもたちの「今」を大切にし、夢と希望がもてる社会を創り出す人財の育成を目的として「一般社団法人みたかSCサポートネット」を設立いたしました。
法人の目的を達成するために、平成30年度は以下のような方針に基づき、下記のとおり事業計画を立案しました。

◆学校と協働、地域との連携を大切にしながら子どもたちの知・徳・体を支援する。
◆子どもたちを支援する大人のつながりを推進する。
 ・[防災・安全安心] 自分の命は自分で守る力、互いに助け合う心を育む。
 ・[学び] 主体的にチャレンジする心、あきらめない心を育む。
 ・[心と体] 感謝の心、将来への夢や希望を持てる力を育む。
 ・[つながり] 学校や地域、保護者をつなぎ、子どもたちの安心感を育む。

予測困難といわれるこれからの社会を生きるために求められるものは、主体的に学び続けて自ら能力を引き出し、自分なりに試行錯誤したり、多様な他者と協働したりして、新たな価値を生み出していくための力だと言われています。そのためには、まずは基礎学力がしっかりと定着し、周りの人に褒められたり認められたりしながら自己肯定感・自己有用感を高めることが重要です。自分を認めることができれば他を認めることや、多様な価値観を受け入れることもでき、その先の学びが充実し、生き抜く力を身に付けることができるのではないでしょうか。まさに、私たちがこれまで掲げてきた理念や取組が、子どもたちの今と未来の幸せのために不可欠な基盤となっていくと確信しています。
今後も学校、行政、地域の皆様の多大なるご理解とご協力をいただきながら、共に子どもたちの育ちを支援してまいる所存です。


■事業計画■
1 防災・安全安心
▪「カンガエル地域防災テキスト」改訂版作成
▪小・中学生の地域防災教育プログラム
▪三鷹市総合防災訓練(駅前地区 四小)  平成30年 10月14日(日)
▪三鷹市総合防災訓練(連雀地区 六小)  平成30年 10月14日(日)
▪地域安全マップ授業の講師 (三鷹市安全安心課より依頼)

2 学び
▪三小地域未来塾・七小地域未来塾(PUT)の運営
▪授業コーディネート業務への協力
▪各種検定 準会場運営
・漢字能力検定  実施予定
平成30年  6月15日(金)※四中生対象     受検会場:四中
平成30年  8月21日(火)         受検会場:三小
・実用英語技能検定   実施予定
平成30年  6月 1日(金)※四中生対象      受検会場:四中
平成30年 10月 6日(土)           受検会場:四中
・実用数学技能検定  実施予定
平成30年 12月 1日(土)           受検会場:七小

3 心と体
▪【卒業記念 さくらプロジェクト】四中3年生  折り句授業の講師

4 つながり
▪おおさわコミュニティ祭 防災フェス出前講演 平成30年 5月19日(土)

5 研修及び講習 他
▪「第4回大会 関東近県生涯学習・社会教育実践研究交流会(案)」での事例発表
平成30年 9月22日(土)~23日(日)

6 三鷹中央学園および三鷹中央学園コミュニティ・スクール委員会との連携・協力
▪三鷹中央学園・学校評価アンケート集計への協力
▪三鷹中央学園コミュニティ・スクール委員会webページの更新